百済の面影・扶餘の旅

扶餘を楽しむ(見どころ)

落花岩:낙화암(指​​定番号:文化財資料第110号)

  • 住所忠清南道扶餘郡扶餘邑雙北里山4
  • 電話番号扶蘇山城管理所:(041)830-2527
  • ウェブサイトhttp://buyeo.museum.go.kr
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白馬江沿い、扶蘇山西側の断崖絶壁の岩をさして「落花岩(ナックァアム)」と呼ぶ。 ここから見る白馬江の眺望が素晴らしい。

百済義慈王(在位641~660年)の時代、新羅と唐の連合軍が白馬江と扶蘇山側の両方から攻め込んできた時、3000人の宮女は敵の手で屈辱を受けるよりはと、この絶壁から白馬江に飛び込んだという伝説がある。その姿が、まるで花が散るようであったとして「落花岩」の名前がつけられ、いまも絶壁が赤いのは宮女の流した血で染まったからだとされている。

岩の上にある東屋「百花亭」は、1929年に群守の洪漢杓が宮女たちの慰霊のために建てたもの。河下りの船から見上げた絶壁に刻まれている「落花岩」という文字は朝鮮時代の儒学者、宋時烈が書いたものといわれる。

  • <利用情報>
  • 行き方扶餘の市外バスターミナルから徒歩(扶蘇山内に位置)
  • *現在落花岩へは「扶蘇山城」を通って入場。扶蘇山城入口の券買所で入場券を購入する。
  • 入場料扶蘇山城+落花岩+皐蘭寺:19歳以上 2,000ウォン 13~18歳 1,100ウォン
  • 7~12歳 1,000ウォン
  • 開放時間夏期(3月~10月)7:00~19:00 冬期(11月~2月)8:00~17:00
  • 定休日年中無休
  • 問合せ忠清南道総合観光案内所 (041)1330、830-2523(日本語可)
  • 扶蘇山城管理所:(041)830-2527

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(2011年10月1日掲載)

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